[ 特集 ]ミュージアムに行こう!

北海道
札幌芸術の森美術館

「芸術の森」内にある美術館。広大な緑地の中で自然とアートを楽しめる。北海道ゆかりの作家をはじめ、「森」をテーマに多彩な作品を所蔵し、無料で観覧できる展示会やコレクション展も多い。園内には「野外美術館」もあり、74点の彫刻が楽しめる。

札幌芸術の森美術館
野外美術館
野外美術館

札幌市南区芸術の森2丁目75番

011-591-0090

9時45分~17時(6~8月は17時30分まで、入場は30分前まで)

4月29日~11月3日は無休、11月4日~2025年4月28日は月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)、展示替え期間

【美術館】展覧会により異なります。
【野外美術館】一般700円、65歳以上560円、中学生以下無料 ※団体料金あり。

10月12日(土)~ 2025年1月5日(日)
http://stv.jp/event/lautrec/

ロートレック《エグランティーヌ嬢一座》( 1896年リトグラフ)
Courtesy “The Firos Collection”

ユース世代の皆さんへ

・展覧会を通して多様な芸術作品を紹介しています。「札幌美術展」では札幌、北海道ゆかりの作家や作品を鑑賞することができます。
・「野外美術館」では北国の自然の中を散策しながら、季節によってさまざまに表情を変える彫刻の鑑賞を楽しむことができます。
・野外美術館に併設された「佐藤忠良記念子どもアトリエ」では、さまざまな創作活動が体験できるワークショップを行っています(不定期、参加は中高生の方に限りません)。

東北
青森県立美術館

世界文化遺産「三内丸山遺跡」に隣接する美術館。シャガール、奈良美智、棟方志功、成田亨など郷土の作家を幅広くコレクションしている。11月13日(水)から「ジブリパークとジブリ展」を開催予定。奈良美智作の巨大な「あおもり犬」は美術館のシンボル作品の一つ。

アレコホール

青森県安田字近野185

017-783-3000

9時30分~17時(入館は16時30分まで)

毎月第2、第4月曜日(祝日の場合は翌日)、9月30日(月)~11月4日(月)まで長期休館ほか

【企画展】展覧会ごとに異なります。
【コレクション展】一般700円、大学生400円、高校生以下無料 ※団体料金あり

※9月30日~11月4日まで長期休館

7月13日(土)~9月29日(日) ※展示会は終了しました

制作中の風景 ©Tomoko Konoike

ユース世代の皆さんへ

9月29日(日)まで開催の「鴻池朋子展」では、作家と青森市内の中学校が協同制作した作品が展示されています。同世代の人たちの活躍に注目してください。

東北
岩手県立美術館

郷土岩手の作家萬鐵五郎、松本竣介、舟越保武を中心にしたコレクションを所蔵。幅広い年齢層の方々を対象とした参加体験型のプログラムなども積極的に展開している。

岩手県盛岡市本宮字松幅12-3

019-658-1711

9:30〜18:00(入館は17:30まで)

月曜日(ただし月曜日が祝日、振替休日の場合は開館し、直後の平日に休館)年末年始(12月29日から1月3日まで)

【コレクション展】一般460円、学生350円、高校生以下は無料 ※団体料金あり。
【企画展】展覧会ごとに異なります。

~10月6日(日) ※展示会は終了しました

秋にかけて、「サンリオ展」を開催。創業60年を迎えたサンリオと日本が生んだカワイイ文化の歴史を実際のグッズやキャラクターから紐解いていきます。

©2024 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. SP640812
大ヒットしたイチゴシリーズ

東北
福島県立美術館

福島市のシンボル・信夫山のふもとにあり、自然豊かな日本庭園の散策も楽しめる。アメリカ美術のアンドリュー・ワイエスや福島ゆかりの洋画家・関根正二など、近現代の作品を収蔵。9月16日(月・祝)まで「みんなの福島県立美術館 その歩みとこれから」を開催。

クロード・モネ《ジヴェルニーの草原》
関根正二《姉弟》

福島市森合字西養山1番地

024-531-5511

9時30分~17時(入館は30分前まで)

月曜(祝日の場合、翌日休館)

【常設展】一般・大学生280円、高校生以下無料 ※団体料金あり
【企画展】展覧会ごとに異なります。

10月26日(土)~12月15日(日)
https://www.fukushima-tv.co.jp/popart/

ユース世代の皆さんへ

美術館には、何が描かれているのか、わかりやすいものやわからないもの、不思議な形の立体、小さいけれど緻密な作品など、さまざまな作品が展示されています。その中で心に響く1点を見つけてください。「どうして気になったのか」「どこが良かったのか」「どう感じるか」など、思いついたことをメモしてもいいかも知れません。きっと、作品とのすてきな出会いになります。

●ふくしま教育週間(11月1~7日)は、高校生以下は企画展が無料。

[イベント]
9月8日(日)埋もれ木磨き体験と林範親さんによるゲストトーク
9月16日(月・祝)、11月3日(日)アートキューブを使った展示室内での鑑賞会

甲信越
長野県立美術館

城山公園の中にあり、「屋根のある公園」として親しまれている美術館。屋上広場「風テラス」からは善光寺や山々が見渡せ、周辺景観に溶け込む「ランドスケープ・ミュージアム」を体感できます。 年間を通してさまざまな作品を鑑賞でき、誰でも気軽に入れる無料ゾーンも充実、「霧の彫刻」※や映像作品などの現代アートも展示しています。併設の「東山魁夷館」には970点あまりの作品を収蔵。およそ2ヶ月に一度の割合で展示替えをしています。(※冬季休止)

屋上広場「風テラス」
連絡ブリッジの下に設けられた「水辺テラス」では「霧の彫刻」を鑑賞できます
東山魁夷館ラウンジから見える中庭

長野市箱清水1-4-4

026-232-0052

9時~17時(展示室入場は閉館30分前まで)
※屋上広場は原則として、夜間および休館日は閉鎖

水曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始

【コレクション展(本館・東山魁夷館共通)】
一般700円、大学生・75歳以上500円、高校生以下・18歳未満無料 ※団体料金あり
【企画展】展覧会ごとに異なります。

10月5日(土)~11月17日(日) ※展示会は終了しました

https://nagano.art.museum/exhibition/exhibit2024_hosomimuseum/

ユース世代の皆さんへ

作品を静かに鑑賞するだけでなく、ギャラリートークやイベントもあり、新たな発見や、美術を身近に感じられる体験ができるかも。

[イベント]

「おとなもトーク」9/28(土)、11/23(土)
その日に集まった人たちと自由に会話をしながら作品鑑賞を楽しみます。

「こどもアートラボ」9/14(土)、10/12(土)、11/9(土)
絵の具や粘土、木材などの身近な素材を用いたワークショップ。
子どもから大人まで参加することができます。

詳細 https://nagano.art.museum/learn/
「コレクション展ギャラリートーク」9/21(土)、10/19(土)、11/16(土) 

甲信越
山梨県立美術館

「芸術の森公園」内にあり、富士山や南アルプスの山並みを眺望する美術館。19世紀のフランスの画家・ミレーの代表作《種をまく人》などを収蔵し「ミレーの美術館」として親しまれている。山梨県ゆかりの作家の近現代美術品も幅広く収集・展示している。

山梨県甲府市貢川1-4-27

055-228-3322

9時~17時(入館は30分前まで)

月曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(日曜の場合は開館)ほか

【コレクション展】一般520円、大学生220円、高校生以下、県内65歳以上は無料 ※団体料金あり
【特別展】展覧会ごとに異なります。高校生以下の児童・生徒、県内の65歳以上の方は無料
【県民の日】11月20日はどなたでも無料

9月14日(土)~11月4日(月・振) ※展示会は終了しました
一般1000円、大学生500円、高校生以下、65歳以上は無料
https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/

米倉壽仁《モニュメント》山梨県立美術館蔵
土橋芳次 《美ヶ森》 1937年 南アルプス市立美術館蔵

ユース世代の皆さんへ

1978年の開館以来「ミレーの美術館」として広く親しまれています。芸術の森公園内には多数の彫刻があり、自然とのコラボレーションが楽しめます。

本記事内の情報について
※本記事内の情報は2024年9月1日時点のものです。掲載情報は変更とる場合がありますので、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※本記事は『ETHICS for YOUTH』第7号の記事を一部転載しています。

更新日:2024年9月26日