偏差値28のギャルが、勉強に目覚め、慶應義塾大学に合格するまでを描いた映画『ビリギャル』。そのモデルとなった小林さやかさんに「一歩踏み出すためのコツ」を教えてもらいました。

大学受験です。ギャルだった高校時代、私を見下すような大人が多かった。でも、塾で私の話を聞いてくれる坪田先生と出会い、こんな面白い大人になりたいと思い、慶應義塾大学を目指しました。当時の偏差値は全国模試で28。ギリギリまでサボっていたので、そこから1日15時間勉強。大学受験に挑戦したことで、見える世界が広がりました。

他人の成功や活躍を見ると、「もう一度頑張ろう」と思えるかも。映画『ビリギャル』を見たり、自分ができたところまで戻って、“小さなできる”を“大きなできる”につなげましょう。信頼できる人に励ましてもらうのもいいですね。雨の日より晴れの日のほうが調子がいいという人がいるように、自分の心地のいい環境を整えることも大切です。

自分の人生に欲張りなのかな。もっといろんな人に会いたいし、もっと成長したいって思う。勉強については、問題が簡単すぎても難しすぎてもやる気が出なくなるので、少し解けない問題があるくらいがちょうどいい。私は高校2年生だったけれど、小学4年生のドリルから始めました(笑)。正しい努力の仕方をすれば、人は頑張れると思います。

立派な目標や夢はなくていいので、何をしている時がドキドキするのか、どんな動画を見ている時が一番集中しているのか、好きなことをノートに書き出してみて。そこにやりたいことのヒントが隠されています。K-POPが好きだったら韓国語を勉強してみる。お金を貯めて旅行に行く。触れる世界を広げると、夢の選択肢が増えるよ!

今決める必要なんかないと思います。「夢」や「目標」が職業のことなら、なおさら。今、新しい職業が日々生まれています。自分が知っている範囲の中で選ぶなんてもったいない。目指したいものがないなら、選択肢を増やすようにしたらいいんじゃないかな。自分が今いる世界を広げていけば、やりたいことに出合った時に、きっと役立ちます。


私が大学受験で勉強した時のように、自分の能力より少しだけ難しいことに挑戦してみて。できることを増やしていくと自然とやる気が出てきます。「私はこうなります!」「ここに絶対に行きます!」と周りの人に宣言することもおすすめです。「言っちゃったからやらなきゃ!」と、自分を追い込むと、人は頑張れるものです。

大きな夢ほど周りの人に言うほうが絶対にいいです。本気にしない人がいるかもしれないけど、応援してくれる人、サポートしてくれる人もいます。途中で夢が変わったり、達成できなくても大丈夫。あなたが思っているほど、周りの人はあなたの夢を覚えていないもの。恥ずかしがらずに、自分のやる気を出すためにも、夢や目標は言葉にしていこう。

私はエスカレーター式の高校だったので、大学受験の時、周りに受験をする子はいませんでした。でも、正しい努力の仕方を教えてくれる先生がいました。友だちがいなくても、あなたの目標達成のために、歩むべき道のりを知っている専門家を見つけてください。一緒に頑張れる仲間は、その人の周りにきっといます。

『世界の果てまでイッテQ!』に出川哲朗さんが海外に行って英語で話しかける企画があり、めちゃくちゃな単語や文法でもちゃんと伝わっています。私も留学した時、「出川イングリッシュでいいや(笑)」と思った瞬間から英語力が伸びました。みんなも知っている単語で話してみてください。伝えようとすることが上達の近道です。


野球の大谷翔平さんだって悔しい思いをして今があると思うし、エジソンだってたくさん失敗をしてすごい発明をしました。一度も失敗しないで成功する人なんていません。失敗をリスクと取らずに学びだと思って、ポジティブに挑戦してほしいです。失敗から学んでチャレンジすれば、成功にどんどん近づくよ!
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(構成:編集部)
小林さやか

小林さやかさん
『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(坪田信貴・著)の主人公であるビリギャル本人。慶應義塾大学卒業後はウエディングプランナーを経て、フリーランスに転身。その後、コロンビア大学教育大学院で認知科学を学ぶ。著書に『ビリギャルが、またビリになった日』『私はこうして勉強にハマった』がある。

『私はこうして勉強にハマった』
ビリギャル本人さやか
(サンクチュアリ出版)
写真:吉原朱美 イラスト:藤 美沖
※この記事は『ETHICS for YOUTH』2025年春号(No.9)に掲載したものです。
※コラムはウェブオリジナルです。