高校野球に負けないアツい夏が、今年もさまざまな大会で繰り広げられます。出場する人はもちろん、応援でもアオハル気分を味わいましょう。



全国の中学生・高校生・大学生・一般合唱団が参加する合唱コンクール。毎年秋に開催され、中学生・高等学校の部門は、参加人数によってA、Bのグループに分かれ、都道府県大会、支部大会を経て選ばれた団体が全国大会に進出し、美しいハーモニーを披露します。音楽性や表現力などから審査され、参加団体それぞれに金賞、銀賞、銅賞が贈られます。今年から、中学校部門は中学生部門に名称が変更。中学生に相当する年齢のメンバーからなる地域の合唱団などの参加も認められています。
Information
第78回全日本合唱コンクール全国大会 中学生部門・高等学校部門
日程
2025年10月25日(土)・26日(日)
会場
オーバード・ホール大ホール(富山市)
参加資格
同一高校または合同(最大3校)で編成された8人以上の合唱団
部門区分
Aグループ:8~32人、Bグループ:33人以上
主催
全日本合唱連盟、朝日新聞社





日本中の中学生と高校生が集まって意見を述べ合い、考える力や伝える力を伸ばすディベートの全国大会です。2月下旬に発表される論題について、4~6名の選手でチームを組み、「立論・質疑・第1反駁・第2反駁」のステージで議論をしていきます。司会と判定は審判が行い、多くの票を獲得した側が勝利となります。審査の基準には、コミュニケーション点もあり、相手の意見を聞いて深く考え、自分の考えをしっかりと伝える技術を競い合います。全国大会は、地区(北海道 、東北、関東甲信越、東海、近畿・北陸、中国・四国、九州)ごとの予選を勝ち上がった学校のチームが対戦します。
Information
第30回全国中学・高校ディベート選手権(ディベート甲子園)
日程
2025年8月2日(土)・3日(日)・4日(月)
会場
千葉大学教育学部(千葉市稲毛区)観戦無料
出場校
中学の部 24校、高校の部 32校 (全国7ブロックの地区予選で選抜)
論題
中学の部「日本は中学生以下の SNS の利用を全面的に禁止すべきである。是か非か」
高校の部「日本はあらゆる犯罪を司法取引制度の対象とすべきである。是か非か」
主催
全国教室ディベート連盟(NADE)
後援
文部科学省 読売新聞社 他
公式サイト
特別協力
千葉大学教育学部

全国の高校演劇部が参加する演劇の祭典です。各都道府県大会、ブロック大会の上演を経て、推薦を受けた12校が、日頃の活動成果を舞台で披露します。創作・演技・舞台美術の総合力で審査され、最優秀賞や脚本賞、美術賞などが贈られます。また、各ブロックから選出された12名の生徒講評委員による作品講評も注目です。演劇部員の活気あふれる演技と、それを支えるスタッフワークによって創られる舞台芸術が見られ、未来の演劇界を担う才能発掘の場となっています。
Information
第71回全国高等学校演劇大会(香川大会・かがわ総文祭2025)
日程
2025年7月26日(土)・27日(日)・28日(月)
会場
サンポートホール高松(高松市)
参加資格
出演者・スタッフが同一在校生で構成されている演劇部
出場校
全国11ブロックから選出された11校と、開催県代表1校の12校
演目
自作の創作劇が中心。既存の戯曲の改作も一部可
主催
文化庁、全国高等学校文化連盟、香川県など


野田市立岩名中学校「望夢迷光」

西宮市立西宮高等学校「春を分つ」

好文学園女子高等学校「流星群のその先へ」
全国の中学生・高校生が、学校にある黒板にチョークで描いた作品で競い合うコンテスト。今年で10周年を迎える。部門は、高校生を対象にした「メイン大会」「白板の部」「動画の部」と、中学生が対象の「ジュニアの部」の4つ。いずれの部門も、制作のモチーフは〈学校生活で感じる様々な思い〉です。審査は、作品と作品タイトル、制作時のエピソードを総合的に評価し、最優秀賞をはじめ、優秀賞、入賞、エリア賞(全国6ブロック)、アイデア賞、ユーモア賞などが贈られます。2025年10月中旬に大会サイト上でエリア賞・審査員特別賞・日学特別賞・アイデア賞・ユーモア賞・日本白墨工業賞を発表予定です。また、最優秀賞・優秀賞・入賞はメイン大会とジュニアの部で各6点、ノミネート作品を発表いたします。2025年11月にノミネートチームをご招待して表彰式を開催予定。最優秀賞・優秀賞・入賞をノミネート作品から発表し、表彰いたします。
Information
日学・黒板アート甲子園2025
募集期間
2025年7月1日(火)~9月2日(火)
応募方法
2025年7月に公開する応募専用フォームで応募
参加要項
中学校・高等学校(高等専門学校なども含む)に在学。在籍校の承諾を得て、2名以上のグループで参加
募集部門
メイン大会(高校生)、ジュニアの部(中学生)、白板の部(高校生)、動画の部(高校生)
主催
日学





書道パフォーマンスの聖地・日本一の紙のまち愛媛県四国中央市で開催される書道パフォーマンスの頂上決戦。地域予選を勝ち抜いた選ばれし21校が、縦4m×横6mの巨大な紙に制限時間6分間で音楽に合わせてパフォーマンスをしながら作品を作り上げる、書道とパフォーマンスが融合した新たな総合芸術です。審査は、審査員による採点・評価で行われ、書とパフォーマンスの美しさはもちろんのこと、言葉のチョイスや紙面構成、所作の美などが基準になります。7月27日(日)に開催する第18回大会の本戦出場校は、6月14日(土)16時から大会公式YouTube生配信で発表されます。また、8月21日(木)には大阪・関西万博で「書道パフォーマンス甲子園inEXPO」と題した特別大会が開催される予定です。
Information
第18回全国高等学校書道パフォーマンス選手権大会
日程
2025年7月27日(日)
会場
伊予三島運動公園体育館(四国中央市)
参加資格
高校書道部員1チーム12人まで
出場校
20校と、EXPO大会開催記念枠1校の合計21校
主催
書道パフォーマンス甲子園実行委員会
共催
四国中央市、四国中央市教育委員会ほか


プログラミング部門グランプリ
灘高等学校「競技のマジョリティア」

モバイル部門グランプリ
沖縄工業高等専門学校「あんちょこもーど」

プログラミング部門の競技風景

交流会の様子
高校生と高等専門学校生(3年生まで)が、プログラミング能力、情報処理技術におけるアイデアや表現能力などを競い合って、知識と技術を高めるICT(情報通信技術)分野の全国大会です。競技のカテゴリーは3つ。プログラミング部門は、制限時間内に出題された問題に対する解答プログラムを作成し、正解した問題ごとの得点で競います。モバイル部門は、Android搭載のスマートフォンを対象に、テーマに基づいたアプリケーションを企画・開発し、総合的なプロデュース力を競います。
いずれも予選を通過したチームが本選に進みす。また、ポスタービジュアルコンテストは、CG(コンピューターグラフィックス)で制作したポスターのメインビジュアルを、表現力・芸術性などで審査し入選作をパソコン甲子園のWEBサイト上で発表・公開します。
Information
パソコン甲子園2025
【プログラミング部門本選】
日程
2025年11月8日(土)
会場
会津大学(会津若松市)
参加資格
同一高校の生徒2名でチームを構成。9月15日(月・祝)の予選を勝ち抜いたチーム(30チームほど)が本選に進出。
【モバイル部門本選】
日程
2025年11月9日(日)
会場
会津大学(会津若松市)
参加資格
同一高校の生徒3名以内でチームを構成。7月1日(火)までに企画書を提出し、予選を通過したチームは、企画書に基づいたアプリを制作して、会場で発表。
【ポスタービジュアルコンテスト】
募集期間
2025年5月7日(水)~9月19日(金)
制作テーマ
大会をPRするためのポスターに掲載するメインビジュアル
審査結果発表
2025年10月17日(金)。入選作品は、本選会場に展示。
主催
会津大学、福島県、全国高等学校パソコンコンクール実行委員会



全日本写真連盟が、創立100周年を記念して行う写真コンテスト。一般の部と中高生の部の2部門があります。テーマは「今」。人、暮らし、自然、動物、創作(加工・合成)などジャンルは問いません。私たちが生きる環境は大きく変わろうとしています。現代を生きる私たちにしか出会えない「今」を見つけ、その思いを写真で表現します。プリント、ウェブのいずれかで応募します。審査は、写真家や特別審査員、全日本写真連盟関係者などが行い、部門ごとにグランプリ、準グランプリなどが贈られます。入賞通知は2025年11月上旬頃、発表は2026年1月の朝日新聞全国版などに載ります。また、入賞作品は「アサヒカメラ」に掲載されます。
Information
全日本写真連盟創立100周年記念写真コンテスト 中高生の部
テーマ
私たちが生きる「今」
応募資格
2025年8月31日(日)時点で中学校・高等学校またはそれに準ずる学校に在学する生徒
作品
2024年9月1日~2025年8月31日に撮影した未発表作品
サイズ
プリント応募はA4サイズのみ。ウェブ応募は3MB以上10MB以下のJPG画像
締め切り
2025年8月31日(日)必着
主催
全日本写真連盟、朝日新聞社

全国の科学好きな高校生がチームを組み、学校対抗で科学の力を競い合います。2025年6月~12月に、それぞれの都道府県教育委員会主催で行われる都道府県選考で選ばれた代表校が全国大会に出場できます。全国大会の競技の種類は筆記と実技。筆記競技は1チーム6人、実技競技は1チーム3~4人で行います。出題は、理科・数学・情報など複数の分野からなされ、科学の知識と活用力を駆使してさまざまな課題に挑戦します。各競技の得点を合計した総合成績により、優勝チームに文部科学大臣賞が授与されます。
Information
【第15回科学の甲子園 全国大会】
日程
2026年3月20日(金)~23日(月)
会場
つくば国際会議場、つくばカピオ(つくば市)
参加資格
同一の高等学校1、2学年の生徒(中等教育学校後期課程、高等専門学校は同年次の生徒)で構成。1チーム6~8人
出場校
47校(各都道府県の代表校)
主催
全日本合唱連盟、朝日新聞社


「今こそ大志を語れ」を基本テーマにした高校生の小論文コンクール。個人部門とグループ部門で作品を募集します。自分の未来や人生の夢や目標、今熱中していることなど個人的なことから、福祉や環境問題、教育問題といった社会的な提言までジャンルは問いません。いずれも副題をつけ明確なテーマを設定し、小論文スタイルで論じて表現します。応募は、所定の応募用紙と一緒に郵送します。
Information
第27回高校生小論文コンクール
応募締め切り
2025年10月31日(金) 当日消印有効
結果発表
2026年1月1日(木)の読売新聞西部本社版紙上
小論文テーマ
「今こそ大志を語れ」
原稿文字数
個人部門:400字詰原稿用紙で1,200字以上1,600字以内。グループ部門:400字詰原稿用紙で2,400字以上4,000字以内。多人数で論文をまとめたもの。
主催
生涯学習振興財団
共催
読売新聞社





一般の部グランプリ
「reborn」マスダカルシ

高校生の部グランプリ
「Change」久米りりあ
「リサイクルのことをもっと知ってほしい」という発想から始まったアート展。リサイクルの可能性や未来の環境保全についてみんなで考えるきっかけにもなっています。募集するのは、缶やペットボトル、古紙、プラスチックなど使用しなくなった素材を使った独創的なアート作品。リサイクルをテーマとした作品で、ジャンルは問いません。部門は一般の部、高校生の部、中学生の部、小学生の部に分かれていて、一次審査を通過すると、本展に応募作品を展示できます。優れた作品には、部門ごとにグランプリ、優秀賞などが贈られます。
Information
第11回リサイクルアート展2025 中学生の部・高校生の部
日程
2025年10月24日(金)~26日(日)
会場
札幌駅前通地下歩行空間 キタサンHIROBA(札幌市・北3条交差点広場西)
応募資格
中学生の部:中学生/高校生の部:高校生と高等専門学校生(3年まで)で年齢が20歳未満
応募受付期間
2025年7月1日(火)~9月2日(火) インターネットまたは郵送で応募
作品規定
テーマ:リサイクル/素材:缶やペットボトル、古紙、プラスチックなど主に「使用しなくなったもの」/サイズ:最大130㎝×130㎝×210㎝/重量:100㎏以内
主催
リサイクルアート展実行委員会
後援
北海道、札幌市ほか



2024年審査風景

最優秀作品賞(グランプリ) 「クラッシュ」
国立米子工業高等専門学校 映画部 今岡エリカ
高校生の自主制作映画の全国コンクール。
2006年に「映画甲子園」として始まり、2014年から「eiga worldcup」に名称が変更されました。応募作品は、映画界、放送界の監督、脚本家、プロデューサーなどが審査し、優れた作品は表彰され、上映会やシンポジウムなどで広く紹介されます。毎年、熱いメッセージや秘めた思い、奇抜なアイデアなど、独自性のある作品が応募され、未来を担う映像クリエイターたちの活躍に期待が集まっています。
Information
高校生のためのeiga worldcup 2025
最優秀作品発表
2025年12月14日(日)
会場
東京富士大学(東京・高田馬場)
応募資格
制作者の中核メンバー(企画、監督、脚本、撮影、編集、美術、録音の担当者。ただし出演者を除く)が、日本の高等学校、専修学校、高等専門学校に所属していること。
テーマ
テーマ、ジャンルは自由、作品時間:45分以内
応募締め切り
2025年10月20日(月) ※受付は2025年6月から開始。
応募方法
エントリーフォームからエントリーし、動画ファイルほか、所定の提出物をインターネットでデーター転送
主催
NPO法人映画甲子園
共催
共催 東京富士大学
公式サイト