[ 特集 ]ミュージアムに行こう!

関東
群馬県立館林美術館

多々良沼公園に隣接する美術館。フランスの動物彫刻家フランソワ・ポンポンのコレクションでも知られ、ガラス張りの開放的な展示室からは、自然と作品が一体になった景観を体験できます。

群馬県館林市日向町2003

0276-72-8188

9時30分~17時(最終入館は30分前まで)

月曜(祝日の場合はその翌日)ほか展覧会によって異なる。

【コレクション展】一般・大学生280円、高校生以下無料
【企画展】展覧会ごとに異なります。 ※団体料金あり ※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料 ※県民の日(10月28日)は無料 

9月28日(土)~12月15日(日)

ユース世代の皆さんへ

[ポンポン・ツアー]
2024年9月8日(日) 午後2時~2時30分(無料)

人気のフランソワ・ポンポンの彫刻や公開資料を、学芸員の詳しい解説を聞きながらめぐるスペシャル・ツアー。展示室や別館「彫刻家のアトリエ」をまわりながら、ポンポンの知られざる秘密に迫ります。

☆参加記念品あります。

関東
水戸芸術館 現代美術ギャラリー

撮影:田澤純

「水戸芸術館」は、地上100mのシンボルタワーのある複合文化施設。建物の設計は、建築家の磯崎新氏が手がけたもの。音楽、演劇、美術の独立した施設があります。美術部門の施設「現代美術ギャラリー」には、大きさ、光の状態が異なる9つの展示室とワークショップ室があり、現代美術を中心に、建築、デザイン、ファッションなどの分野にも焦点を当てた展覧会を開催しています。

撮影:田澤純
撮影:田澤純

茨城県水戸市五軒町1丁目6-8

029-227-8111(代表)

10時~18時(入場は30分前まで)

毎週月曜日、月曜が祝日の場合は火曜日

【企画展】一般900円、高校生以下、70歳無料 ※団体料金あり
【タワー入場料】大人200円、小中学生100円

7月27日(土)~10月6日(日)

Candy 2005

ユース世代の皆さんへ

毎年3~4月の「高校生ウィーク」では、展覧会に関連したワークショップなどを開催しています。

関東
埼玉県立近代美術館(MOMAS)

撮影:松本和幸

緑豊かな北浦和公園にある美術館。モネ、シャガール、ピカソなど海外の巨匠から日本の現代作家までをコレクション。世界的な画家の作品を間近で鑑賞できます。開館当初から近代以降のグッドデザインの椅子を収集し、常時数種類を館内に展示しています。これらの椅子は、座ってデザインを楽しむこともできます。

「今日座れる椅子」展示風景
クロード・モネ《ジヴェルニーの積みわら、夕日》1888-89年

埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1

048-824-0111

10時~17時30分(展示室への入場は30分前まで)

月曜(祝日または県民の日の場合は開館)ほか

【MOMASコレクション(収蔵品展)】一般200円、高大生100円、中学生以下無料(入館は無料)
※団体料金あり
【企画展】企画展ごとに異なります。

10月12日(土)~2025年1月13日(月・祝)

木下佳通代《’91-CA652》1991年、京都市美術館蔵

ユース世代の皆さんへ

年間をとおして小中学生を対象としたワークショップ「MOMASのとびら」を開催。高校生が参加できるプログラムもあります。

[無料エリア]
人気漫画の表紙に載って注目されたデザイン・チェアに座って、写真撮影することもできます。美術の専門誌や展覧会の図録などを自由に見られる資料閲覧室もあります。

[イベント]
映像作品を上映したり、パフォーマンスを上演する「ミュージアム・シアター」、専門家の話を聞く「ミュージアム・レクチャー」、学芸員による「コレクション・トーク」などがあります。

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千葉県立中央博物館

千葉県の自然と歴史について学べる総合博物館。常設展示は、「房総の自然誌」「房総の歴史」「自然と人間のかかわり」の主要な展示で構成。隣接する生態園では、房総の代表的な自然が再現され、動植物の生態を観察できる。

千葉県千葉市中央区青葉町955ー2

043-265-3111

9時~16時30分(入場は16時まで)

毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)

【通常】一般300円、高大生150円
【特別展】一般800円、高大生400円
中学生以下、65歳以上はいずれも無料
※県民の日(6月15日)と文化の日(11月3日)は入場料が無料

※10月1日(火)~10月6日(日)(メンテナンス日のため)休館

7月27日(土)~9月29日(日)

10月12日(土)から秋の展示 「二口善雄 植物画展」 を開催。

ユース世代の皆さんへ

開催中の特別展 「万祝(まいわい)博覧会-海をまとう-」 万祝とは、大漁を祝って作る漁師の晴れ着のこと。江戸時代の終わりに房総半島で生まれ、その文化は房総半島から東日本の太平洋沿岸に広がっていきました。その各地の万祝を一堂に集めて展示。海の恵みが彩られた漁師の文化を知ることができます。
●中学生以下は無料

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国立西洋美術館

©国立西洋美術館

上野公園内にある西洋美術全般を対象とする日本で唯一の国立美術館。戦後フランス政府より寄贈返還された「松方コレクション」を基礎に、ルネサンスから20世紀半ばまでの西洋の絵画、彫刻、版画などを所蔵。本館の建造物は、フランスの建築家ル・コルビュジエ設計。

19世紀ホール ©国立西洋美術館
クロード・モネ《睡蓮》1916年 油絵、カンヴァス 国立西洋美術館 松方コレクション
本館2階展示室 ©国立西洋美術館
新館1階展示室 ©国立西洋美術館

東京都台東区上野公園7-7

050-5541-8600(ハローダイヤル)

9時30分~17時30分(金・土曜は20時まで)(入館は閉館の30分前まで)

月曜(祝休日の場合は開館し、翌平日が休館)、年末年始

【常設展】一般500円、大学生250円、高校生以下及び18歳未満は無料 ※団体料金あり(20名以上、要事前予約)
【企画展】展覧会ごとに異なります。
【無料観覧日】※常設展のみ
Kawasaki Free Sunday(原則毎月第2日曜日)、国際博物館の日(5月18日)、文化の日(11月3日)

10月5日(土)~2025年2月11日(日・祝)

ユース世代の皆さんへ

・美術トーク、建築ツアー、講演会・シンポジウム、ワークショップ・体験プログラムなどを開催しています。
・美術館研究員によるギャラリートークや、コレクションに関する動画を公開しています。

https://www.youtube.com/channel/UCFtBgJ1ArMLvcpQeT2vNupQ/

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東京国立博物館

収蔵品は現在約12万件と、国内最大の規模を誇る。国宝89件、重要文化財650件をはじめ、日本を中心にした東洋の美術作品、歴史資料、考古遺物などは圧巻。重要文化財に指定されている所蔵館は眺めるだけでも雄大な気分が味わえる。

東京都台東区上野公園13-9

050-5541-8600(ハローダイヤル)

9時30分~17時(金・土曜は20時まで)(入館は30分前まで)

月曜(祝休日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始

【総合文化展(平常展)】一般1000円、大学生500円、高校生以下、満70歳以上無料 ※団体料金あり
【特別展】展覧会ごとに異なります。

10月16日(水)~12月8日(日)

https://haniwa820.exhibit.jp/

埴輪 踊る人々 埼玉県熊谷市 野原古墳出土 古墳時代・6世紀 東京国立博物館蔵
家形埴輪 大阪府高槻市 今城塚古墳出土 古墳時代・6世紀 大阪・高槻市立今城塚古代歴史館蔵

ユース世代の皆さんへ

本館2階の「日本美術の流れ」では、縄文時代から江戸時代までの作品を時代を追って展示しています。実際にモノを見ながら美術史を楽しんでいただければ幸いです。

●総合文化展(平常展)は高校生以下および満18歳未満は無料。

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世田谷美術館

近現代の作品を中心に、日本国内はもちろん、海外の作品も含め約18,000点の美術作品を収集。現代作家やデザイナーなどの多彩な企画展も開催。また素朴派の作品や美食家で有名な北大路魯山人の器なども多数所蔵している。

エントランス・ホール
扇形展示室(撮影:奥村浩司)
「ミュージアム コレクションⅠ アートディレクターの仕事 ―大貫卓也と花森安治」

東京都世田谷区砧公園1-2

050-5541-8600(ハローダイヤル)

10時~18時(入場は30分前まで)

月曜(祝・休日と重なる場合は開館、翌平日休館)

【コレクション展】一般200 円、高大生150円、小中生100円、65歳以上100円 ※団体料金あり
※世田谷区内在住・在校の小・中学生は土曜、日曜、祝・休日及び夏休み期間は無料
【企画展】展覧会ごとに異なります。

11月17日(日)まで

北川民次《ロバ》1928年 愛媛県美術館

ユース世代の皆さんへ

広大な砧公園の中にある美術館です。自然環境を生かした館内で、展覧会やさまざまなプログラムを展開しています。

・ジュニア向けYouTubeコンテンツ「セタビチャンネルJr.」を配信。
・どなたでも楽しめる創作体験のワークショップ「100円ワークショップ」を企画展会期中の毎土曜(8月中は毎金・土曜)に開催。
・美術館の地下には創作室があり、本格的な創作活動ができます。

関東
横浜美術館

撮影:新津保建秀

国際的な港町・横浜みなとみらいに立つ美術館。石造りのシンメトリーな迫力ある外観と、開放的な大空間「グランドギャラリー」が特長。9つの展示室やアトリエ、美術図書室などの施設も充実し、国内屈指の規模を誇る。横浜開港以降の近・現代美術を幅広く扱う。

撮影:新津保建秀

神奈川県横浜市みなとみらい3-4-1

045-221-0300

10時~18時(入館は30分前まで)※展覧会によって異なる場合あり

木曜、年末年始 ※10月31日(木)まで長期休館

展覧会ごとに異なります。

※10月31日(木)まで長期休館。館内整備休館を経て、11月1日(金)に一部開館し、2025年2月8日(土)に全館オープンします。

2025年2月8日(土)~6月2日(月)

ユース世代の皆さんへ

特に注目してほしいのは「じゆうエリア」です。横浜美術館を象徴する大空間「グランドギャラリー」を中心とするエリアは、屋内広場として公共的な役割を持つオープンスペース。あらゆる人を歓迎し、どんな人の居場所にもなる。そんな開かれた美術館を象徴する場所が、以前にも増して、居心地のいい空間にパワーアップします。

無料で入れる新しいギャラリー(2024年11月1日よりオープン)が2か所増えるほか、作品や建築を見ながら、飲み物やおしゃべりが楽しめるカフェも誕生。思い思いの楽しい時間が過ごせます。(2025年2月8日よりオープン)

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平塚市美術館

<湘南の美術・光>がメインテーマの湘南地域中央に位置する美術館。平塚出身の洋画家・鳥海青児や、岸田劉生ら、湘南地域ゆかりの作家を中心に13,000点を超える作品を所蔵。若手作家の作品などを展示するロビー展も展開。

神奈川県平塚市西八幡1-3-3

0463-35-2111

9時30分~17時(入館は30分前まで)

月曜、(祝日・振替休日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始

【常設展】一般200円、高大生100円、中学生以下無料 ※団体料金あり
【企画展】展覧会ごとに異なります。

10月5日(土)~11月24日(日)

《睡蓮の夢(『睡蓮の夢』原画)》1924年、蕗谷虹児記念館蔵
《秋の声(『少女倶楽部』第å3巻第10号口絵原画)》1925年、蕗谷虹児記念館蔵

蕗谷虹児(1898-1979)は大正時代から昭和時代にかけて少女雑誌の表紙絵や挿絵にモダンな女性像を発表して人気を博しました。文化や芸術が大衆のものとして浸透していく過程で、出版界の花形作家として蕗谷虹児が果たした役割は大きいものでした。本展は、60年におよぶ虹児の画業を約450点の作品で回顧する展覧会です。

ユース世代の皆さんへ

9月21日(土)~2025年2月16日(日)

「おしゃべり美術館 ひらビあーつま~れ10年記念展」は、2015年から平塚市内の小学生を対象に活動してきた「対話による美術鑑賞」の事業を振り返る展覧会。所蔵品を中心に、対話のみちびきとなるような作品を展示し、鑑賞会などを通じて対話型鑑賞そのものを紹介しています。

●中学生以下は無料。高校生は毎週土曜日は無料。

《じっくりと作品を味わう》
本展では「ものがたる絵」「人間くさいもの」「心が動くかたち」「絵巻のようなもの」「そこにある気配」という5つのテーマにわけて展示します。個々の作品はテーマに限定されない解釈の可能性をもっています。ひとつの作品をすみずみまで見て、じっくりと味わう鑑賞をお楽しみいただけます。

■みどころ:おしゃべり美術館にあーつま〜れ
日時:10月5日(土)、11月30日(土)、12月21日(土)、2025年1月18日(土)11:00〜、14:00〜 各回40分程度
※11月30日(土)は11:00〜の回のみ実施します。

関東
横須賀美術館

眺めのいい観音崎公園に建てられた美術館。地元にゆかりのある日本の近現代美術作品約5000点を所蔵。ガラスと鉄板が入れ子になっている建築も見どころの一つ。さまざまな話題の企画展を開催して人気スポットになっている。

イラスト:藤 美沖

神奈川県横須賀市鴨居4丁目1番地

コールセンター046-822-4000

10時~18時

第1月曜(祝日の場合は開館。振替休館あり)、年末年始

【所蔵品展・谷内六郎館】一般380円、高大生280円、65歳以上280円、中学生以下無料
※団体料金あり
【企画展】展覧会ごとに異なります。
※市制記念日(2/15)の直近の日曜日、文化の日はいずれも無料
※横須賀市内に在住または在学の高校生はいずれも無料

10月20日(日)まで

ユース世代の皆さんへ

[ここに注目!]

・建築界のノーベル賞ともいわれる、プリツカー賞を受賞した山本理顕氏によるユニークな建築。
・三浦半島の東端、風光明媚な観音崎周辺の自然豊かな環境と、絶景美術館にも選ばれた魅力的な眺望。
・別館の「谷内六郎館」は、日本で唯一の谷内六郎作品常設館。子どもを主人公としたユーモアあふれる作品が見られます。

本記事内の情報について
※本記事内の情報は2024年9月1日時点のものです。掲載情報は変更とる場合がありますので、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※本記事は『ETHICS for YOUTH』第7号の記事を一部転載しています。

更新日:2024年9月27日